1/17/2012

本を読む子

エリオット君のパスポートの写真を撮ってきました。泣きもせず、頭もフラフラしないで、まっすぐカメラを見て3回パチリ。フラッシュに驚いた顔がまた可愛い。ま、上出来かな。日本用とアメリカ用のサイズに寸法してもらって、明日ジョンさんがダウンタウンの領事館まで申込書を出しに行きます。

カメラの前に一人でしゃんと座るエリオット君を見ながら思ったこと。本を沢山読む子に育てたい。
先日、ニュースではある小学校で働くことの大切さを教えるために、学校を会社のように仕立て、何回も宿題を忘れる子とかはクビになり、逆に善い事すると給料が上がるとか。なんか、寂しい教育。そんな悲しい現実、大人になるまで知らなくていいと思う。そんなに現実が厳しいものなら、それよりも、ディケンズを読んで世の中の不公平さを学んで、社会に惑わされない正しい判断力を身につけてほしいものだ。なんだか私の子供の頃とは時代が変わったね。もう他の国はどんななのかわからないけど、アメリカは超現金社会。しゃべりの巧いお金持ちが尊敬されている。大学でもビジネスやパブリックスピーチクラスが満席状態。貧しくても心が豊かなら幸せじゃんっていう考えはどこにいってしまったの?脳みその磨くとこ間違ってる気がする。でもエリオット君は、大丈夫。パパとママに育てられるあなたはお金で物事の価値をはかるような人間にはなりません。せっかく生まれてきたんだから、すばらしい本を沢山読んで、何が本当に大切で、正しいのか、お金では買えない幸せを感じられる人になろうね。

初帰国は来月下旬の予定

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