仕事を休んでいるせいかテレビを見る時間が増えたこの頃。しかも9月になって新しいドラマが続々始まりました。先日試しに見てみたのが Up All Night。内容は、今まで二人だけの気ままな生活を楽しんでいた夫婦に赤ちゃんが生まれ、お世話と仕事、友人付き合いなどの両立に奮闘するというコメディー。しかも妻が外で仕事、夫は在宅というどこかで聞いたような話...主役の二人のてんてこ舞い振りも共感するけど、実は最近のベビーシッター事情とかもちゃんとリサーチされているらしい。他にも父親にも産後の鬱は起こるとか、女性のほうが睡眠不足になりやすい、あと男性も父親になるとホルモンに変化がでて、特に子供と接すれば接するほどテストステロンという男性ホルモンが減少して、男性特有の闘争心がなくなって優しくなる、などなど。そう言えばうちのジョンさんもエリオット君が泣いてると胸が痛くなると言っていた。ま、ドラマの二人は都会に一軒家持ってるなんて羨ましい設定で、今どきその歳でそこまでのパーティーぶりもあんまり説得力無いけど、夜8時からだから来週も見てみようかな。
自分に子供ができて意識し過ぎなのかも知れないけど、最近、働くママの話題が多いような気がする。ハリウッドでは相変わらず子供よく生まれるしね。サラ・ジェシカ・パーカー主演のI Don’t Know How She Does It もその一つ。二人の子供と失業中の建築家の夫をもつ妻の、仕事、母親、妻、そして一人の女性としての忙しい日々をコミカルに描く小説をもとに映画化したもの。個人的には人は人、私は私というタイプなのでこういう映画にはあんまし興味ないけど、多分売れるね。アメリカだけじゃなくきっと日本でも子供生んでも働き続ける女性って増えてきているし。離婚率が高くなって出生率は下がってる、女性が自立して男性との対等さに敏感になっている今の社会、そういう女性を賞賛するような話が売れても不思議はない。でもその社会現象の理由の一つには母親も仕事に出なきゃ生活できないっていう現実の厳しさというものがあるのではないかと…そりゃ、子供が大きくなるまで家にいれれば子供にも、そして母親にも良いのだろうし。中には逆に仕事に戻りたくないけど戻らなきゃいならないお母さんたちも多いはず。うーん、女性の自立よりも共働きしなきゃ子供が生めない(共働きでも苦しい!)そんな不便な社会を題材にした話でもあればいいのに。
なんて長々書きました...でも来週から仕事に戻ることを考えただけで、目の前にいるエリオット君がもう恋しい。ママがいない間、パパはちゃんと遊んでくれるかなぁ。体も脳もいっぱい発達してくるこの時期、とても心配だ。